甲子園の決勝も見たかったのですが(笑)、子どものお供で行きました。

 子どもがいるのでポケモンの映画は全部見ていますが、今までの中で一番?な映画でした。ポケモンの映画はテーマが結構重いのが特徴で、大人でもある程度見応えがあります。それを中和するために例年はドタバタ風の短編を同時に作っていたのですが今年はそれもありませんでした。

 私の子どもは上がもうすぐ6歳ですが、劇場を見回してみると小学校高学年から中学生くらいが多くなっています。以前は小学校低学年や幼稚園児あたりがかなり見られたことから考えれば、ポケモンのファンの年齢層は確実に上がっています。上映時間も2時間近くあり6歳には少しキツイです。

 内容はあまり詳しくは書けませんが、タイトルにもあるポケモンのミュウが「マッチポンプ」的な役割を演じていて(何を考えているのか分からないところがこのポケモンの売りであることは確かなのですが)、自分で問題を作っておきながら解決の過程で犠牲を要求するという点が何とも不可解で、後味の悪い印象を持ちました。

 設定自体は面白く、伏線を張ってラストまで引っ張っていけば面白かったのですが、新キャラを登場させて科学の力であっさり謎を解くという非常に分かりやすい展開(笑)。あと「免疫」って何、と子どもに聞かれて説明に苦労しました(疲)。以前に比べると対象年齢がかなり上がってしまった感がありますが、かといって子ども向けを意識していないわけでもなく、何とも中途半端な印象です。やはり以前のように2本作るという形式の方がいいようにも思います。

 でも子どもにはそんなこと関係ないようで、「ルカリオかっこいい!」と言ってました。だからいいんですけどね。

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